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Dwarf on the PC

このブログでは、元パソコン初心者(現在は中級くらい)の管理人が自分の経験に基づいて、中古パソコンやパソコンの周辺機器や、あると便利なフリーソフトのレビューを自由に書いています。 ちなみに使っているのは中古パソコンで、OSはWindowsXPとLinuxです。 (HDDの容量が小さいのに無理やりデュアルにしています)

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ノートパソコンのオーバーヒート(熱暴走)対策

ノートパソコンは狭い空間に回路が密集しているため、デスクトップパソコンよりも熱が内部にこもりやすく、気温が上昇する夏や、暖房で室温が上昇する冬などには、CPUを中心にオーバーヒート(熱暴走)が起こりやすくなります。


パソコンおけるオーバーヒートとは、内部回路の温度の上昇によって、ソフトウェアの異常動作や異常終了、最悪の場合、OSのハングアップやフリーズが起こる現象であり、Windowsなどの最近のOSではハードウェアの破壊から守るために、限界温度に達すると突然再起動をしたり、電源を落としたりするものが多いようです。


オーバーヒートが起こると、それまでの作業データが跡形もなく消去されるだけでなく、回路にも少なからずダメージを及ぼすので、せっかく購入したパソコンの寿命を短くしかねません。


そのため、ノートパソコンを長時間使用したければ、適切なオーバーヒート対策をする必要があります。
なかでもCPUとハードディスクは温度が上昇しやすい部品で、特にCPUは直接触るとやけどしてしまうほどの熱を発することもあり、重点的に対策を行う必要があります。


オーバーヒート対策はもともとの冷却機構を生かすための管理と、外部から冷却する周辺機器の設置がありますが、これらの両方を実践して万全の対策を行ったほうが良いと思います。


オーバーヒート対策をまとめると以下のようなものがあります。

1.CPU用冷却ファンが十分に作動するように内部にほこりがたまらないようにする。

・ノートパソコンには高温になるCPUを冷却するためのファンが最初から付いています。
これは冷却機構としては少し心もとないものですが、これが作動しないと、CPUは急激に温度が上昇し、すぐにオーバーヒートを起こしてしまいます。
そのため、冷却ファンにほこりがたまらないようにするために以下の対策を実践します。



(1)ほこりの多いところで、パソコンを使用せず、パソコンの周囲を常にきれいにしておく。

・ノートパソコンは持ち運びやすいのでどこでも使用できますが、その反面ほこりの多いところで使用ことも多くなってしまいます。
すると、冷却ファンにほこりがたまりやすくなるので注意する必要があります。


・ノートパソコンを一箇所に固定して使用している場合は、周囲にものをたくさんおくとほこりがたまりやすくなるので、なるべくものは置かないようにし、定期的に掃除機などでパソコンの周りのごみやほこりを吸い取っておきます。



(2)1~2ヶ月に1度くらいファンの通気口のほこりを掃除機で吸い取っておく。

・ノートパソコンのファン近くには暖かい空気を排出している通気口があります。この通気口にほこりがたまると当然、熱が外に排出されなくなるので、定期的に掃除機などでほこりを吸い出しておくと、冷却効率が少しは上がると思います。

・ファン位置はファンの音から大体推測できますが、CPUの位置をまず把握しておくと見つけやすいと思います。CPUの位置はノートパソコンの場合上部(モニター側)についていることが多いですが、一番熱くなっているところがCPUのあるところだと考えればよいと思います。



2.周辺機器を使用して外側から冷却する。

・ノートパソコンはオーバーヒートしやすいためか、外側からCPUやHDDを冷却する周辺機器が販売されています。これを使用すれば、たとえエアコンのない部屋でも、ある程度オーバーヒートを防ぐことができます。(私の部屋にはエアコンがありませんが、一番暑くなる昼の数時間以外はオーバーヒートさせずに安全に作業できるので大変重宝しています)

・周辺機器はいろいろあるようですが、私が使用しているのは、大きいファンを外側に増設する周辺機器で、以下のものです。


ELECOM 冷え冷えクールブリザード ノートパソコン冷却台 SX-CL03MSV



ELECOM 冷え冷えクールブリザード ノートパソコン冷却台 SX-CL02MSV


この周辺機器は、USBから電源で取り入れてファンを回してCPUを冷却するもので、ノートパソコンの上部をのせて、USBに接続して使用します。
ノートパソコンの上部のみをこの機器にのせることでできたパソコンと机の間の空間に、ファンの風を送ることによって、ノートパソコンの下に気流を作り、CPUを冷却する仕組みになっています。

<製品の特徴>

・この機器を使用するとキーボードが少し傾きますが、それほど気になる程度ではありません。(個人的には打ちやすくな っているように感じます。)
・ファンで送る風の強さを2段階(涼しいときには静音(弱)にできる)で調節でき、USB電源で電源を取り入れているので、電気代もあまりかからず経済的だと思います。
・ファンの音は大きくてうるさいという方も多いようですが、ノートパソコンのファンの音はもともと大きくてヒューヒューと不快な音をだすので、個人的にはこの音よりもこの機器の音のほうがましなような気がします。



どうしても、傾いたキーボードが打ちにくいときには、パソコン用の「リストレスト」を購入して下におくとほぼ水平に戻すことができるので試してみてください。
(一応参考までに下にリンクを貼っておきますが、大手100円ショップでも購入できます。)


KOKUYO EAS-WR6M リストレスト



そのほかにも様々な冷却用の周辺機器がありますが、私は上で紹介した機器だけでなんとかしのいでいます。
これは私の環境でのことなので、必要に応じて他の周辺機器を試してみても良いかもしれません。

今回はノートパソコンのオーバーヒートについて書きましたが、オーバーヒートを頻繁に起こしていると回路に負担をかけるので、必然的にパソコンの寿命は短くなります。

せっかく購入したノートパソコンをできるだけ長く使うためにも、できるだけオーバーヒート対策はしておいたほうが良いと思います。


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